令和6年度『第1回 技術研修会』を以下の通り開催いたします。
日 時:令和6年6月26日(水) 13:00~16:30(受付開始:12時30分)
場 所:北九州市立男女共同参画センター『ムーブ』5F小セミナールーム
小倉北区大手町11番4号 (TEL 583-3939)
講義内容:別紙参照
参加費 :当協会会員は無料 会員外の方は1,000円
申込締切:令和6年6月12日(水)(参加定員数:50名)
第1部は「プレキャストコンクリートにおける低炭素化の取り組みについて」の講演です。
現在、世界的にも脱炭素社会を目指す動きがあり、北九州市もゼロカーボンシティを掲げています。
その取り組みとして「COCOLOW」「CNEcon」、「Basilisk」を開発しました。
COCOLOW、CNEconはリサイクル材である高炉スラグ微粉末をセメントの代替材として55%~70%置換した低炭素型コンクリートです。
セメントを100%使用した場合に比べCO2排出量を最大で70%程度削減できます。
またBasiliskはバクテリアの代謝を利用したひび割れを自己修復するもので、これを用いて製造した「FAボックス」の実験概要と結果等詳しく説明します。
第2部は、国産れんがの発祥から現代までの推移を織り交ぜながら、循環型社会を構築するための取組として各種リサイクル原料を使用したれんがの開発、製造手法・施工方法について講演いたします。
また、地域との共生を目指して考案された景観性と機能性を併せ持つ環境にやさしいれんがの紹介です。
第3部は「コンクリート構造物の健康寿命を延ばすJ-ティフコム」の講演です。
近年、多くの橋梁のコンクリート床版で劣化が進行しています。しかし床版を取り換えるには費用面や地域の交通事情に与える影響など多くの課題があります。
これらを改善しながら橋梁の長寿命化に繋がる補修材料として、超緻密高強度繊維補強コンクリート(J-ティフコム)が開発されました。
講演では特性や各種実験結果、施工実績、補修工法の検証も含めて詳しく説明します。
この研修を皆様の技術力向上と今後の業務に役立ていただきたくご案内申し上げます。
業務多忙の折りとは存じますが、万障お繰り合わせの上多数ご参加くださいますようお願い申し上げます。
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令和6年度第1回技術研修会案内・申込書(PDF)
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